くまのそのそブログ

欧州のとある国に住む、ぽんえぺれの日常ブログです。

くままつり 2

くままつり②

 

ホーラクを後にして、次に向かったのは

「熊友工房(ゆうゆうこうぼう)」さん

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工房にお邪魔すると小熊秀雄さんがちょうど熊彫りワークショップの最中。

みなさん穏やかな雰囲気で彫られていました。

ハツラツとした奥さまが工房の案内をして下さりました。

 

小熊さんがほられている場所を撮っても良いですか?と聞くと奥さまは「ここ、皆撮りたがるのよねえ〜!」と笑って承諾してくれました。笑

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ここにある木彫りは小熊さんの作品。ほぼ購入可能ですが、一部非売品。

くままつりが始まる前に、ごそっと買って行かれた方がいて、ちょっと減っちゃった、とのこと。

奥さまが、なんとなくで値段を付けていると言っていました。そこもなんだかいい。
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熊彫り、いつでも教えてるから、八雲来る時電話してね!と言っていただき嬉しかったです。ぜひぜひ教えて頂きたい…!

帰りのJRの中の写真ですが笑

小熊さん熊は、

2体購入しました☺️かっわいい〜

小さい方は写真だと分かりづらいかもしれないですが、顔を埋めてうずくまっている様子です。

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熊友工房さんを後にして、

次に向かったのは、八雲町木彫り熊資料館の学芸員さんによるトーク。

会場は、普段は非公開の「熊の檻跡」。

小熊さん方が前日に草刈りをしてくださったんだそう。

虫がものすごかったです😂

 

この場所は「徳川農場」と呼ばれ、生きた熊を飼っていたそうです。

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熊の檻の柵は壊れてしまっていますが、

この小屋のようなものは今も残っています。
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〜解説中〜
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「徳川農場」と呼ばれていると言いましたが八雲の木彫り熊の歴史には、この農場を経営していた尾張徳川家第19代当主 徳川義親が大きく関わります。

詳しい八雲の歴史は、木彫り資料館や色々な書籍に載っていますが、ざっくり言うと、

この義親さんが八雲に頻繁に通い、農民の冬場の仕事として木彫り熊を旅先のスイスから持ち込み、制作を推奨、支援したんだそう。

木彫り以外にも色々な功績を残した、殿様なのです。

この徳川農場は八雲の人たちの憩いの場だったそう。

 

この檻で飼われていた熊の最期は、この辺りの土地が陸軍の領土となり、銃殺されてしまったのだそうです。

 

色々な八雲の歴史を聞けて貴重な機会でしたよ〜

 

少し移動して、ここも普段は非公開の場所。

八雲産業株式会社さん。

八雲に開拓してきた方々の荷物や、熊彫の商標登録の焼印など貴重なものをみせて頂きました。

写真は会社の敷地内ですので、当然撮れなかったのですが、

八雲に開拓してきた人たちの様子などを教えて頂きました。

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なかなか終わりが見えません😅

とりあえず②はこの辺で。

 

また忘れなければ、更新します。

期待はしないでください。😂

ではでは。